Global Marketing
東南アジアでゲームユーザーの獲得が“簡単”と言われる理由
世界屈指のモバイルゲーム人口、数分の一のCPI、強いコミュニティ文化——東南アジアがゲームユーザー獲得に最適な市場である5つの構造的理由と、ARPUの低さなど参入時の注意点を解説します。

「海外でゲームユーザーを増やしたいが、北米や欧州はハードルが高そう」——そう感じている日本のゲーム会社・Web3ゲームプロジェクトにとって、まず注目すべきは東南アジア(SEA)市場です。実は東南アジアは、世界の主要市場と比べてゲームユーザーの獲得難易度が圧倒的に低い地域として知られています。
本稿では、なぜ東南アジアでは「ユーザー獲得が簡単」と言われるのか、その構造的な理由と、参入時に見落としがちな注意点を解説します。
この記事でわかること
東南アジアがゲームユーザー獲得に向いている5つの構造的理由
北米・日本と比べた獲得コスト(CPI)の違い
「獲得しやすいが儲けにくい」を回避するための注意点
東南アジアでユーザー獲得が「簡単」と言われる5つの理由
理由1:世界屈指のモバイルゲーム人口と若年層比率
インドネシア・フィリピン・ベトナム・タイなどを中心に、東南アジアは6億人超の人口を抱え、平均年齢は20〜30代前半。スマホ普及とともに育った「モバイルゲームネイティブ」世代が消費の中心で、ゲームへの心理的ハードルがそもそも低い市場です。
理由2:ユーザー獲得単価(CPI)が主要市場の数分の一
同じ広告予算でも、獲得できるユーザー数は市場によって大きく変わります。
市場 | モバイルゲームCPIの目安 | 特徴 |
|---|---|---|
北米 | 高い(数ドル〜十数ドル) | 競争激化・広告費高騰 |
日本 | 高い | 成熟市場・新規獲得が困難 |
東南アジア | 低い(数十セント〜) | 若年人口が多く広告在庫も安価 |
同じ1,000万円の予算で、北米の数倍〜十数倍のユーザーを獲得できるケースも珍しくありません。テストマーケティングの場としても優秀です。
理由3:コミュニティ文化とバイラルの起きやすさ
東南アジアのゲーマーはFacebookグループ・Discord・TikTokでの共有・招待文化が非常に強く、面白いゲームは友人経由で爆発的に広がります。ゲームギルドやクリエイターコミュニティの影響力も大きく、少ない予算でもバイラルが設計しやすい市場です。
理由4:ゲーミングインフルエンサーの起用コストが安い
現地のゲーム系KOL・ストリーマーは、同規模のフォロワーを持つ北米・日本のインフルエンサーと比べて起用費用が大幅に安く、費用対効果の高いキャンペーンが組めます。マイクロインフルエンサーを束ねる施策も有効です。
理由5:Web3ゲーム・新しい遊び方への受容度が高い
東南アジアはPlay to Earnブームの中心地だった歴史があり、ウォレット保有率・暗号資産への抵抗感の低さは世界トップクラス。Web3要素のあるゲームのローンチ市場として、依然として最有力候補です。
注意点:「獲得しやすい」=「儲けやすい」ではない
一方で、東南アジアにはARPU(ユーザーあたり収益)が低いという明確な弱点があります。課金単価は日米の数分の一で、広告収益モデルや低単価・高回転の課金設計など、市場に合わせたマネタイズ戦略が必須です。
また「東南アジア」と一括りにせず、国ごとの言語・決済手段(キャリア決済・コンビニ払い・電子ウォレット)・文化の違いに合わせたローカライズが成否を分けます。
まとめ
東南アジアは人口構成・CPIの安さ・コミュニティ文化により、ゲームユーザー獲得の難易度が世界で最も低い地域のひとつ
同じ予算で北米の数倍のユーザー獲得も可能で、グローバル展開のテスト市場としても優秀
ただしARPUは低く、国別ローカライズとマネタイズ設計をセットで考える必要がある
これらは弊社株式会社Dawinで対応可能です。Dawinは東南アジアを含むグローバル市場でのゲームタイトル・Web3ゲームのユーザー獲得支援実績があり、現地KOLネットワークとコミュニティ運営のノウハウを活かした低コストでの市場参入をサポートしています。
「東南アジアでユーザーを増やしたい」「どの国から始めるべきか分からない」——そんな段階からのご相談を歓迎しています。まずはお気軽にお問い合わせください。
海外SNSマーケティング・インフルエンサー起用・Web3関連のご相談に、Dawinの専門チームが無料でお答えします。
無料で相談
海外市場特有の課題とチャンスに合わせた専門的な戦略の企画立案を提供します。 市場でのポジショニングやキャンペーンの設計から、市場参入(GTM)戦略やエコシステムの成長に至るまで、私たちのチームはプロジェクトがマーケティングの複雑さを乗り越えられるよう支援します。
